みなさま、こんにちは!
フジックスホーム 代表の藤川です。
フジックスホームが建築を手がけているお家について、その様子を一部始終お伝えする「家づくり実況レポート」。
今回は、先日実施したH.K様邸の「気密測定」についてご紹介します!
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まず、「気密測定」とは?というお話から。
気密測定はその名の通り、住宅の気密性を測る検査のことをいいます。
気密性とは“隙間の大きさ”のことを指し、数値が小さければ小さいほど隙間が小さい、つまり、「気密性が高い」ということになります。
気密性を測定するには専用の機械が必要で、LIXILのスーパーウォール工法を採用している当社では、LIXILから派遣された特定業者の方が機械をもって検査に来てくださいます。
測定用の機械で家の中の空気をどんどん外に吐き出し、内圧と外圧の差を測定することで気密性が算出されるという仕組みです。
気密性はC値という数値で表され、H.K様邸では「C値=0.37」という結果でした。
測定当日は風が強かったために数値が安定せず、何度も測り直すなど測定担当者の方がとても苦労されていました^^;
C値は、国の基準によれば「5.0以下」で高気密な家ということができ、スーパーウォール工法ではさらに高い「1.0以下」を最適基準と定めていますが、フジックスホームでは経年劣化をふまえ、「0.5以下」を独自の基準として設けています。
H.K様邸は「0.37」ということで十分に基準をクリアしていたため、何の補修も必要ありませんでしたが、もし、当社基準を少しでも下回った場合(0.5より高い数値が出た場合)には、たとえ1.0以下というスーパーウォール工法の最適基準はクリアしていたとしても、0.5を切るまで隙間を探して埋めていく作業を行っていくこととしています。
気密測定が終わると、LIXILから「性能報告書」が発行されます。
住宅性能に関して目に見える数字でお示しすることで、お客さまにはより安心して暮らしていただけるのではないかと思っています。
気密性や気密測定ついてもっと詳しく知りたい方は、ホームページよりお気軽に資料請求をお願いいたします(^o^)/
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