みなさま、こんにちは!
フジックスホーム インテリアコーディネーターの金田です。
前回は、アクセントクロスを選ぶ際に知っておきたい、色が持つイメージや効果についてお話しました。(https://fujix-kk.net/blog/973/)
今回は、色の「明度」と「彩度」について解説します(^o^)/
「明度」とは、色の明るさのことです。
明度がもっとも高い色は白、もっとも低い色は黒です。
白に近い色のことを「明度が高い色」といい、ライトグリーンやペールブルー、パステルカラーなどがこれに当たります。
明度が高い色は、軽やかで明るく、部屋を広く見せる効果がある一方で、無機質で空虚なイメージにつながりやすい色でもあります。
一方、黒に近い色のことを「明度が低い色」といい、ダークブラウンやダークグレー、濃紺などが当てはまります。
明度が低い色は重苦しく硬い印象があり、部屋を狭く感じさせる一方で、重厚感や高級感を演出できる色でもあります。
「彩度」は、色の鮮やかさを表しています。
彩度の高い色は目を引く鮮やかさでインパクトが強く、「派手・個性的・エネルギッシュ」といった印象を与える色です。
インテリアに多用したり、部屋の用途にそぐわない使い方をしたりすると、落ち着かない空間になってしまうため注意が必要です。
一方の彩度が低い色とは、色味を感じにくい色のことです。
優しく落ち着いた雰囲気をつくり出せますが、同時に地味な印象も与えます。
近年人気のアースカラーも、彩度の低い色に分類されます。
部屋は、壁と天井、床、そして基本的な家具で構成されるため、これらの色のバランスを考えることが重要です。
特に、目に入りやすい床や家具の色との相性はとっても大切!
色味を揃えるか、反対色にすることで、お部屋全体のバランスを取ることができます。
次回は、アクセントクロスを選ぶ際のポイントや注意点についてご紹介します\(^^)/