みなさま、こんにちは!
フジックスホーム・インテリアコーディネーターの金田です。
前回、前々回でご紹介したとおり、「SIMPLE NOTE(シンプルノート)」は余計なものを削ぎ落とし、“ミニマル”を追求した家づくりを行っています。(https://fujix-kk.net/blog/898/)
最近は、ミニマリズムや断捨離という言葉が取り沙汰されていますが、これらもシンプルノートが提案する暮らしに通じる考え方だと感じています。
“ミニマルな暮らし”とは、徹底してモノを排除していくことではなく、本当に必要なモノだけに囲まれて暮らすことを指すものです。
本当に必要なモノを見極めるためには、「ときめくか、ときめかないか?」を基準にモノを選別していく、1年使わなければ必要のないモノとして手放す、というようなテクニックや考え方が推奨されていますが、なかなか実践が難しいと考えている方も多いのではないでしょうか?
実は、ミニマルな暮らしを実現するために、家づくりの段階でもできる工夫があります(^-^)b
たとえば、多くのお客さまから「収納はできるだけたくさんほしい」というご要望をいただきますが、実は、収納が増えれば増えるほどモノは増えていくんです!
各部屋にクローゼットを設けるのは当たり前。
納屋もほしいし、ロフトや小屋裏収納なども収納として活用したい。
このようにお考えの方も多いかと思いますが、人間には「隙間があると埋めたくなる」という性質があるため、収納に入る分だけモノを増やしてしまうといわれているんです!
そこで私がひとつオススメしたいのは、家族共用のファミリークローゼットを設けておいて、各部屋のクローゼットはなくしてしまうというアイデア。
自分専用の収納なら、詰め込めるだけ詰め込んで扉を閉めておけばOKですが、家族みんなが使うファミリークローゼットとなれば、そうもいきませんよね(^^)
収納が限られていれば、自然と厳選してモノを買うようになり、結果として、必要なモノだけに囲まれたミニマルな暮らしへと近づいていくのではないかと思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!