みなさま、こんにちは!
フジックスホーム 代表の藤川です。
「構造見学会やってます!」
このような広告をご覧になったことがある方も多いかもしれません。
でも・・・
「構造見学会って、一体何を見学するの?」「構造なんて、どこも同じじゃないの?」と思われる方も多いのではないでしょうか?
完成したお家を見学する“完成見学会”と違って、構造見学会で見学するのは建築中の未完成のお家。
内装や床板が張られる前の、むき出しの状態だとお考えください。
構造見学会に行く目的・メリットは、完成した後は隠れて見えなくなってしまう基礎や構造部分を見られること。
実はこの見えなくなってしまう基礎や構造こそが、工務店それぞれの考えが色濃く反映される重要な部分なのです。
なぜなら・・・
ひと目で“性能のレベル”がわかる部分であり、隠れて見えなくなってしまうということは、コストを削減しようと思えばいくらでもできるからです!
たとえば、壁の下地となる石膏ボードを柱に直接打ちつける会社もありますが、当社では一度“野地板”を張ってからその上に打ち付けます。
野地板の有無で違いが現れるのは、地震が起きたとき。
柱に直接ボードを打った場合、建物に大きな力が加わるとボードが斜めに割れてしまい、大がかりな補修が必要になりますが、野地板を張っておけばボードの接合部分が開くだけ。クロスの補修だけで済むのです。
また、当社では基礎にも断熱材を張っていますが、張っていない会社ももちろん多くあります。
そして、断熱材と一口にいってもその種類や性能はさまざま。
もっと専門的な話をすると、 “熱橋(ねっきょう)”部にも当社はしっかり断熱を施しています。
それぞれの実物を見ながら「なぜこの断熱材を使っているのか?」などという説明を聞いていただくことで、性能の違いを実感していただけるのが構造見学会です。
当社は機械換気システムを標準採用していますが、これも完成してしまうと隠れてしまう部分。
また、気密性を高めるためにコーキングで隙間をしっかり埋めるなど細かい部分にまでこだわっていますので、ぜひ構造見学会でご覧いただきたいと思います。
次回の構造見学会は秋頃を予定しています。
またSNS等でご案内いたしますので、実施の際にはぜひお気軽に足をお運びくださいね(^o^)/