みなさま、こんにちは!
フジックスホーム 代表の藤川です。
「収納は、できるだけ多い方がいい」
今の住宅業界には、そんな風潮がありますね。
でも、収納は、ただ単に「たくさんあればあるほどいい」というわけではないと思っています。
そこに収納があるからモノを入れてしまうのであって、入れる場所がなければそもそも買わないし、入らなければ処分したりしませんか?
収納は必要最低限、プラスα。
シンプルノートでは、そのくらいがちょうどいいと考えます。
収納が適切な大きさになれば、お家も無駄に大きくしなくて済みますから、家づくりのコスト削減にもつながります。
かくいう私たちも、以前は「収納はできるだけたくさん確保する」という考え方で家づくりを行っていました。
当時は、お客さまにも喜んでいただいていたのですが、新築から数年経ったお客さまのお家にお伺いし、ふとしたきっかけから「収納の奥の方に、何年も出していないモノがある」というお話をお聞きしたのです。
部屋を片付けようとした時、本来なら処分すべきかもしれないモノも、判断を後回しにして、ひとまず収納の中に詰めこんでしまう。
そうこうしていくうちに、収納は不要なモノで埋め尽くされていく…。
収納をつくるのにも、もちろんお金がかかります。
必要以上のモノであふれている家というのは、貴重なお金やスペースを、不要なモノのために割いているのと同じ。もったいないと思いませんか?
必要最低限プラスαの収納にしておくことで、よりシンプルで豊かな暮らしが手に入ると思います。
また、収納は床の面積ではなく、壁の広さで考えてみてください。
これも、シンプルノートの考え方なのですが、広々としたウォークインクローゼットをつくったとしても、モノを置くのは壁につけた棚だったり、ハンガーパイプだったりしますよね?つまり、必要なのは床面積ではないのです。人が1人入るだけの床面積だったとしても、壁を効果的に使うことによって、相当な量のモノが収納できるようになります。
昨今、モノの値段が上がり、光熱費も上がり、家の価格も漏れなく上がっています。
「家は、できるだけ大きい方がいい」
これまでは、このような考え方が主流でしたが、今こそ、無駄をできるだけ省きつつ、コンパクトで快適に暮らせる家にする工夫が必要ではないでしょうか。
大きい家と快適な家。
みなさんは、どちらに住みたいですか?
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