みなさま、こんにちは!
フジックスホーム インテリアコーディネーターの金田です。
前回は、アクセントクロスを選ぶ際の基本の考え方についてお話しました。
(https://fujix-kk.net/blog/969/)
今日は、アクセントクロスの色選びの際に知っておきたい、それぞれの色が持つイメージや効果についてご紹介いたします\(^^)/
まずは、「暖色系」です。
暖色とは、赤やオレンジ、黄色など、“あたたかさ”を感じる色を指します。
太陽や炎など、実際に熱量が高いものの色でもありますし、温度の暖かさだけでなく、人間的な温かさや優しさを想起させる色でもあります。
暖色は、身体活動を高める「交感神経」に作用するとも言われています。
暖色には「情熱的・刺激的・行動的」というイメージもあり、人に活力を与える色と考えられるでしょう。
また暖色は、同じ距離であっても近く大きく見える「進出色」でもあります。
次に、「寒色系」です。
あたたかさを感じさせる暖色と相対する色で、青や青紫など、“涼しさ”や“冷たさ”を感じさせる色を寒色と呼びます。
寒色は、暖色とは逆に心身をリラックスさせる「副交感神経」に作用すると言われていて、気持ちを落ち着かせる効果があります。
「クール・理知的・清潔・静か」などのイメージを感じさせる色でもあり、同じ距離でも遠く小さく見える「後退色」です。
暖色と寒色以外の色は、「中間色」と呼ばれています。
中間色はその名の通り、2つの色の間にある色で、双方のイメージをあわせもち、周囲の色と調和しやすいのが特徴です。
たとえば、紫は赤と青の中間色。
赤が持つ情熱的なイメージと、青が持つ鎮静効果の両方を持ち合わせています。
次回は、選ぶ色の明度や彩度によって変わるお部屋の印象についてご紹介します(^o^)/