みなさま、こんにちは!
フジックスホーム 代表の藤川です。
家づくりでは決めることがたくさんありますが、「空調設備」もそのひとつ。
最近は特に空調設備の選択肢も増え、どれにすべきか迷われる方も多いと思います。
今日は、全館空調と一般的な壁掛けエアコンのメリット・デメリットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください^^
全館空調とは、家全体の空調を一括で管理できるシステムのこと。一台の大きな空調設備を天井裏などに設置し、各部屋の吹き出し口から冷暖気を送りながら家全体をあたためたり冷やしたりする空調設備のことを指します。
部屋ごとに設置する壁掛けエアコンと違って、24時間365日、廊下や洗面所、トイレなどを含め、家の隅々まで一定の温度に保てるのが最大のメリット。空調設備自体が普段見えない場所にあり、お部屋がスッキリするのもメリットです。
また、冬場は床下に暖気を通すことで、床暖房のようなあたため方ができるタイプもあります。
デメリットはなんと言っても、イニシャルコストの高さ。定期的なメンテナンスも必要です。
また、故障や不具合があった場合に対応できるのは、その設備のメーカーだけ。しかも、空調設備が1台しかないということは、その1台が壊れてしまったら替えがきかないということです。
もし、真夏に全館空調が故障して使えなくなったら…?
壁掛けエアコンであれば、最短で即日買い替え、即日設置ということも可能ですが、全館空調の場合はメーカーの対応を待つ期間が必要です。
たとえ数日であっても、最近の40度を超えるような猛暑の中、エアコンなしで過ごすのは大変ですよね…! 全館空調を採用するのであれば、24時間365日受付の窓口があり、サポート体制がしっかりしているメーカーのものを選ぶことをおすすめします。
壁掛けエアコンについては、みなさんご存じの通り。全館空調に比べればイニシャルコストは安く、急に故障してもそこまで対応に困りません。1台壊れても他のエアコンが動いていれば、真夏でもなんとかしのげると思います。
また、当社が建てているような高断熱・高気密な家であれば、壁掛けエアコン1〜2台で家全体の温度を均一に保つこともでき、快適さにおいて一概にどちらが優れているとは言い切れません。気密性・断熱性が高ければ、どちらの空調を選んでも快適に暮らしていただけることと思います。
コストやメンテナンスのことを考えると、特に強いこだわりや憧れがない場合には、壁掛けエアコンがおすすめと言えるかもしれません。
当社ではどちらも対応可能ですので、ご希望をお聞かせください。
住宅の空調についてもっと詳しく知りたい方は、ホームページよりお気軽に資料請求をお願いいたします(^o^)/
→https://fujix-kk.net/contact/