みなさま、こんにちは!
フジックスホーム インテリアコーディネーターの金田です。
これまで4回にわたって、アクセントクロスの選び方や注意点についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
https://fujix-kk.net/blog/989/
そもそも、それぞれの部屋で、使う人や使う用途は異なります。
そのため、アクセントクロスを考える上でなにより重要なのは、部屋ごとに“テーマ”を決めて選ぶことです。
そこで・・・
今までお伝えしたポイントをふまえて、お部屋ごとのオススメをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
今回は、リビングと寝室についてご紹介します(^o^)/
<リビング>
リビングは、家族が 1日の多くの時間を過ごす場所。
そのため、落ち着いた雰囲気の空間にしたいと考える方が多いのではないでしょうか?
◆グレー
リビングに取り入れたい色のひとつは、グレーです。
グレーはどんな色やテイストにも合う色なので、家具や小物が多くなりがちなリビングにピッタリです。テレビなどの家電の色や素材とも相性◎!
淡すぎるグレーは印象がぼやけてしまうため、濃淡に注意して選んでみてください。
淡いグレーは軽やかで上品な雰囲気、濃いグレーは落ち着いた雰囲気を演出できます。
◆ブルー
気分を落ち着かせる効果を持つ青系統の色も、リビングのアクセントクロスに適しています。
特に、濃いブルーのクロスは、濃いブラウンの床との相性抜群!
くすんだブルーグレーを取り入れると、落ち着いた雰囲気のリビング空間が完成します。
<寝室>
寝室のアクセントクロス選びでなにより大切なのは、快適な眠りを邪魔しない色にすることです。
自然な眠りを誘う睡眠ホルモン「メラトニン」は、目からの刺激に大きく影響を受けます。質のよい眠りのためにも、アクセントクロスの色選びは重要といえるでしょう(^-^)b
◆赤・オレンジ
Vol.2でお伝えしたとおり(https://fujix-kk.net/blog/973/)、赤やオレンジの暖色系には気持ちを興奮させたり、活性化させたりする効果があります。
そのため、寝室には不向きと思う人も多いかもしれませんが、赤やオレンジは優しく穏やかな印象を与える色でもあり、決して寝室に向いていないわけではありません。
注意したいのは、彩度です。
ビビッドな赤やオレンジには、興奮作用があるため要注意!
赤やオレンジを選ぶ際には、彩度の低い色味でシックにまとめたり、明度の高い色でさわやかな雰囲気を演出したりするとよいでしょう(^^♪
(★明度・彩度について詳しくはこちら→https://fujix-kk.net/blog/981/)
◆ブルー
ブルーには鎮静効果があります。
寝室にブルーを取り入れれば、自然な眠りに誘ってくれるはずです♪
◆ブラウン
ブラウンは木や土、大地などの自然を感じさせる色であり、緊張を緩和し、安定しているという印象を与えてくれます。
伝統や歴史を感じさせる効果もあり、落ち着いた雰囲気の寝室空間が実現します。
次回は、子ども部屋や脱衣・洗面所・トイレにオススメのアクセントクロスをご紹介します\(^^)/